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信州伊那谷・2つのアルプスが見える飯島町で、 フナを水田に放流する田植え作業を体験!   no comments

Posted at 4:56 am in お知らせ

こぶな共生米の田植え・フナ放流レポート

6 月13日(土)〜14日(日)、「こぶな共生米コモンズ」の農業体験実習(田植え・フナ放流)が行われました。

中央アルプスと南アルプスに挟まれた風光明媚は伊那谷で、さわやかな天候に恵まれ楽しい2日間となりました。

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13日は、七久保地区の上原喜代之さんの水田(4アール)に田植え。

上原さんの水田や脇の道から見える中央アルプス。仙涯嶺、南駒ヶ岳、摺鉢窪カール、赤梛岳、田切岳、空木岳などが一望に見渡せます。

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上原さんは40年前から、農薬や化学肥料を使わない自然農法を実践してきました。

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植える稲の本数は1本。2〜3本植え、5本植えなどが一般的ですが、上原さんは1本植えで浅植え、

しかも株間が広い疎植ですが、「微生物がよく働き、土がしっかりできているからこれで十分。

分けつ(株分け)力が旺盛で、生命力の強い稲に育つよ」と言います。

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田植えが終わったところで、田んぼの隅につくったフナの隠れ場に親ブナを放します。

ここで産卵したあと囲いを取ります。生まれた子ブナたちが田んぼのなかを泳ぎ回り、草の芽や虫を食べて成長します。

「卵をたくさん産んで、元気な子ブナたちが育ちますよう!」にと願いつつ、親フナを放流。

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14日は、田切地区の小林幸平さんの水田(4アール)で田植え。

フナを放す水田は、それ自体がまさにビオトープともいえる環境で、親ブナが産卵できるスペースを大きく取り、

フナを狙う野鳥から隠れ、産卵するために杉葉を大きく広げました。

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小林さんは自宅前にビオトープをつくり、多様な生物の生息場としており、水中にはフナ、コイ、メダカ、タニシなどの多様な生物は棲み、

水辺にはさまざまな水生植物が繁っています。水田に放す親フナは、この小林さんのビオトープで育ったものを捕獲して使います。

 

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「子フナが元気よく育ちますように! 美味しいお米ができますように!」と祈りつつ田植え。

 

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稲を植えた水田に親ブナを話します。放した親ブナは30匹以上、雌ブナがほとんどですが、少なくとも1匹は雄ブナが入っています。

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田植えを終え、フナを放した水田。7月にはたくさんの子ブナが泳ぎ回っていることでしょう。

 

 

<今後の予定>

●7月18日(土)、19日(日):草取り(子ブナ観察・八丁トンボなど自然観察)

●10月中旬:稲刈り(水田水抜き・フナ捕獲・甘露煮料理)

 

 

自然と共生する農業の実践・・・「こぶな共生米コモンズ」にぜひご参加ください

 

かつて、日本の水田にはドジョウやタニシをはじめさまざまな水中生物が生息していました。また、田植えを終えた水田にフナやコイなどを放して産卵させ、雑草や虫の繁殖を防いで、稲刈りの始まる秋には食用としていました。

長野県飯島町でも昭和30年代まで、6月になると多くの稲作農家が自家食用の水田で田植え後、親フナを数十匹放し、田んぼの隅に杉の枝葉を浮かせてフナの産卵場所としました。数日後、母フナはたくさんの卵を杉葉の裏に産み付け、6月中には数百匹の子ブナが生まれて、水田を泳ぎ回わります。

 

夏の間、子ブナたちは田んぼに生えてくる雑草の芽を食べたり、水中の小さな生き物や稲につく虫も食べたりして成長します。また、フナのフンが肥料になり、フナが泳ぎ回ることで水が濁って日光が遮られて雑草の発育を抑える効果もあり、そのおかげで稲はすくすくと成長します。

秋、10月の稲刈り時期になると子フナも食用になるぐらい大きく育っています。稲刈りの一週間ぐらい前になると、作業をしやすくするために水田の水を抜いて田を乾燥させます。このときフナも捕獲します。捕獲したフナは甘露煮などにして、稲刈りや収穫祭のときに家族や集落の皆で味わいました。

 

飯島町では、多様な生物が生息する「「1000ヘクタール自然共生農場」づくりを行っており、アグリネイチャースチュワード協会は飯島町で農業者および都市市民に向けて「自然と共生する農業」ビジネススクールを開催してきました。

その一環として、自然と共生する農業による農産物として「こぶな共生米」ブランドを創造し、「高自然価値」食品として商品化する事業を立ち上げました。多様な生物と共生する農業とその生産物の価値を評価する人々が、こぶなを育てる水田稲作を行う「こぶな共生米コモンズ」にぜひご参加ください。

 

※「こぶな共生米農業実習体験」へ参加、「こぶな共生米コモンズ会員」入会ご希望の方は、以下をご参照ください。

「こぶな共生米コモンズ」会員募集

「こぶな共生米コモンズ」農業実習体験要項

「こぶな共生米コモンズ」の規約

 

問合せ・申込み先

アグリネイチャースチュワード協会事務局http://www.agrinature.jp
〒168-0073東京都杉並区下高井戸1-18-22ハットミリュウ301
Fax:03-3321-6368 E-mail;
steward@agrinature.jp

 

Written by support on 7月 7th, 2015

フナを水田に放流する 田植作業を体験しませんか!   no comments

Posted at 5:55 am in お知らせ,イベント情報

フナを水田に放流する田植作業を体験しませんか!

信州伊那谷2つのアルプスが見える飯島町

フナを水田に放流する 田植作業を体験しませんか!

フナを水田に放流する
田植作業を体験しませんか!

『こぶな共生米コモンズ』会員募集

期日;2015年6月13日(土)-14日(日)

『共生こぶな米コモンズ』

『共生こぶな米コモンズ』

 

アグリネイチャースチュワード協会事務局http://www.agrinature.jp
〒168-0073東京都杉並区下高井戸1-18-22ハットミリュウ301 
Fax:03-3321-6368
 E-mail;steward@agrinature.jp 

要 項

1.こぶな共生米水田の場所:

①長野県上伊那郡飯島町七久保地区4アール  (農業者上原喜代之さん、自然農法栽培)

② 同   上     田切地区4アール  (小林幸平さん、個人ビオトープ管理)

2.コモンズ会員の【稲作体験実習】

  ①田植体験実習(母フナ放流)  2015年6月13日(土)午後1~4時

14日(日)午前9時~12時

   ②草取り(こぶな観察)              7月上旬予定

③稲刈り(水田水抜き・フナ捕獲・甘露煮料理)   10月中旬予定

 3.コモンズ年間会費

  A  農体験のみ会費       年間 4,000円

  B  共生米10kg付き会費    年間10,000円 (宅配送料・消費税は別途)

*共生米の追加購入も承ります。

(600円/kg;籾貯蔵していますので希望期日に宅配できます。宅配送料・消費税は別途)

4.実習の宿泊・交通費は自己負担

  宿泊場所:アグリネイチャーいいじまhttp://www.agri-iijima.jp/

  宿泊費  :素泊まり3,500円 朝夕食 2,000円以上

  交 通   :中央道高速バス 新宿-飯島 3,500円(片道 3時間半)

5.申込期限 2015年5月30日(20名募集です。定員になり次第締め切ります。お早めに申し込み下さい。)

申込書はこちらから

www.agrinature.jp/support/kobuna.pdf

 

 

信州伊那谷・飯島町 

“こぶなと共生する稲と人”プロジェクトへのご招待

~きれいな水の流れる小さな水田に、小鮒が産まれ、育ち、おいしいお米を食べる喜び~

『こぶな共生米コモンズ』の会員募集

 

長野県飯島町では昭和30年代まで、多くの稲作農家の方々は6月になると自給用水田で稲の手植えをした後、母フナを数十匹放しました。田んぼの角に杉の枝葉を浮かせて、フナの産卵場所としました。

ほんの数日で母フナたちはたくさんの卵を杉葉の裏に産み付け、6月中には数百匹の小さなコブナが生まれて、水田を泳ぎ回わります。

夏の間、フナたちは田んぼにさかんに生えてくる雑草の芽を食べたり、田水の小さな生き物を食べながら成長します。フナは稲に付く虫も食べ、またフンを出して肥料にもなり、そのおかげで稲はすくすくと成長するのです。

秋になって10月の稲の収穫時期になると、フナももう十分食用になるぐらい大きくなっています。稲の刈り取り時期の一週間ぐらい前に、田水を抜いて作業がしやすくするために田を乾燥しますが、この時に数百匹の大きく育ったフナも一緒に捕獲します。このコブナを自家用に甘露煮にして、お米の収穫を感謝する祭で家族皆で味合ったものでした。

 

現代の米の収量を上げる稲作技術では、中干といって稲の無駄な茎を抑制するために、7月下旬頃に一時水田から水を抜くことが普通になっています。それでは、フナが生きてはいけません。

多様な生物が生きていける「自然共生農業」を飯島町の水田稲作においても実現しようという活動が2007年から始まっています。飯島町営農センターを中心とした「1000ヘクタール自然共生農場」建設計画は、自然環境サービス機能などの多面的機能を生産する農業へ転換しようと努力しています。とくに、㈲アグリネイチャーいいじまが町民のみならず都市市民、学生生徒などへ野生生物と農業との共生についての体験や研修ができる場を提供するために、場内に体験農地やモデルビオトープを作り、地元の自然観察ガイドの協力を得て、スクールなどを開催して来ました。

 

アグリネイチャースチュワード協会は農業者および都市市民など広く関心のある方々へ「自然と共生する農業」ビジネススクールを開催して来ました。

その一環として、自然と共生する農業による農産物として「こぶな共生米」ブランドを商品化する事業を立ち上げました。

この商品は一般市場への販売目的ではなく、多様な生物と共生する農業とその生産物の価値を評価される方々がこぶなを育てる水田稲作の市民組織“こぶな共生米・コモンズ”を結成して、「高自然価値」食品として開発するものです。

 

コモンズとは、現代版の市民的入会(いりあい)です。農山村での山林原野の入会権は昔から集落共同体に住んできた住民の慣習的な共同利用権ですが、この市民的入会組織コモンズは、一般の消費者個人が水田の多面的な資源を持続的に利用する(田植や刈取り農作業体験、フナの飼育作業などの生物多様性保全、収穫米の予約購入)機会を持つことを目的に作られました。コモンズは、水田所有農業者と消費者市民が相互に交流協定を締結して、自然と共生する農業の推進事業に参画することを目的とします。

 

以上のような自然生態系の保護と持続的農業の推進のために「こぶな共生米コモンズの規約」にご賛同いただき、是非ご参加をお願いいたします。

 

 

アグリネイチャースチュワード協会

理事長 松 木 洋 一

2015年5月

 

 

 

Written by support on 5月 21st, 2015

農業自然の番人ーアグリネイチャースチュワードのみなさんへ   no comments

Posted at 11:28 am in お知らせ,その他,福田 高志

アイスクウェアネクストの福田です。 はじめて投稿します。松木先生と、農業自然の保護というテーマで、自然共生農業の普及あるいは家畜福祉の考え方の普及などに関心をもって、青果物ビジネスを進めています。

野菜・果実のブランド化、生物指標のブランドの成立などを計画していますが、基準の作り方が一番考える必要がありますね。

あまり複雑にしては成立しないし、いい加減なものだと意味がないし。こぶな共生米は、わかりやすい指標で実質的でもあありますからこのような作られ方が一番よさそうです。でも、ミジンコ共生だとピンとこないし、選び方はイメージも大切ですね。

Written by fukuda on 12月 8th, 2010