農業自然の番人アグリネイチャースチュワード養成ビジネススクール アグリネイチャースチュワード協会

生物指標ブランド

【自然共生農業環境方針】

健康な農作物は、多様な生物が共に生息できるような環境条件のもとで生育します。
それを実現していくためには、農業者自らが肥料と農薬の不要な使用を制限する基本的行動とともに、農場と周辺の生物多様性の現状把握を行い、再生保全計画の策定と実践が必須原則となります。
また、食の安全性の実現には、食品・流通企業および消費者の農業者への支援行動が不可欠の条件です。 アグリネイチャースチュワード協会は、こうした自然共生農業活動を支持し、生産される農産物の流通消費の拡大を応援し、農業者の自主行動規範としての環境指針を定め、生物指標ブランドと供給チェーンの開発に努めます。

【環境方針の実践】

自然共生農業の実現のために、行動計画を策定し、その計画にもとづく実践をモニタリングすることで継続的な改善を行っていきます。 【持続的農業生産の実現】 自然と共生する新しい観点に立った持続的農業生産技術を科学的に作り上げていきます。 自然と共生する生産技術に基づく農業をビジネスとして定着させていきます。

【生物多様性の保全】

環境の健全性の指標として田・畑における生物の多様性に着目し、多様性保全を目的として田畑に生息する生物の生態を観察し記録していきます。

【地球環境への配慮】

環境負荷の軽減のために、省エネルギー化、 資源リサイクル、資材の適正使用など、極力持続可能な農業を行って地球環境の悪化防止・改善に貢献します。 農業がもたらす“環境を保全する機能”を評価し、農業景観の保全・創出を進めていきます。

【生産計画の立案・実施】

当該作物を健康に生育させるために必要な好適条件(温度,日照,水分,排水,土壌pHなど)を整える圃場管理計画を策定し、実行します。 土壌伝染性病害虫の集積を防止して化学農薬の必要性を下げ、裸地期間を短縮して土壌侵食を減らすなどのために、当該作物の前後作も考慮した作付計画を可能な範囲で策定し実行します。 土壌診断を定期的に行い、その結果を踏まえて、有機質肥料、堆肥、化学肥料などを用いて、当該作物に適正な養分を供給する科学的な施肥計画を策定し実行します。 病害虫、雑草などの有害生物は、化学合成農薬の使用を最少化し、多様な手段を組み合わせて行う総合的有害生物管理(IPM)に基づいて対策を講じ,化学農薬を使用する場合には,その使用が適法であことを確認したうえで使用します。 そして環境生物をできるだけ育む総合的生物多様性管理(IBM)を目指します。

【生産履歴の記録・公表】

当該作物の生産のために使用した種苗,肥料,堆肥,農薬などの資材の名称と使用量,作業期日などの記録を作成し公表することで農産物に対する責任を明らかにするとともに、消費者が農産物の安全性と圃場および周辺の環境の安全性を判断する情報を提供していきます。

【食農教育】

自分の農場を教育の場としてとらえ、都市及び農村地域の消費者が自然共生農業の多面的機能と健康な農作物の育て方をより理解し、 自らの生活を豊かにするための学びの場を提供します。

【組織化・拡大】

こうした生産方法を自然共生農業環境規格として定め,これに賛同する農業者を組織化して、全国的な広がりの実現に努めます。

こぶな共生米ブランドの使用基準

  • 当該「こぶな共生米」ブランド使用基準は、アグリネイチャースチュワード協会の「自然共生農業環境方針」に基づいて開発された「高い自然価値をもつ農産物」の生物指標ブランドであり、生産、流通、消費の全過程に関して適用される。
  • 当該ブランドを使用する申請者は、その基本方針を承認するために、協会が開催する研修を受講することが要件とされる。研修者にはアグリネイチャースチュワード「農業自然の番人」資格が授与される。
  • こぶな共生米の生産方法は、フナが水田において繁殖、成育できるための条件を保全するために、原則とし無化学合成農薬・無化学肥料による栽培方法を採用する。
  • ブランド使用者は、フナの成育と水稲の健全な生育過程および収穫過程、流通過程の情報を公開し、消費者が農産物の安全性と圃場および周辺の環境の安全性を判断する情報を提供する。
  • アグリネイチャースチュワード協会は、ブランド使用者の行動結果について評価し、必要な場合の助言と使用の中止などを行うことが出来る。

 

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